反土相撲
8月28日(月)反土相撲が行われました。「反土(たんど)」というのは土を
反転し開墾することですので,「反土相撲」は開田記念相撲のことになります。笠
木原の地に,約10区ロKm先の水源地から水を引いて開田してから,今年で101
年になります。「反土相撲」がいつから始まったは不明ですが,昭和6年には既に
行われていた資料があるため,90年以上前から行われている歴史のある伝統行事
です。ここ数年はコロナ感染の影響で中止となっていましたが,今年度から復活し
ました。当日は出店も多く,相撲取りは都城や志布志などからも来ていたようです。
太平洋戦争終結の前後あたりから途絶えましたが,その後小学校の児童によって復
活され現在も継続しています。土俵を清めたあと、3名の生徒(伊崎田中学校から1
名,鹿児島実業高校から2名)が土俵入りを行い,その後,笠木小学校の子供たちも
元気よく対戦しました。勝手喜び子供,負けて涙する子供など様々な表情が見られま
したが,子供も大人もみんなで地域の伝統行事を楽しんでいました。