朝のボランティア活動
寒い朝が続いていますが,笠木小学校では朝のボランティア活動をしてくれる子
どもたちがいます。4月当初,正門前の桜の葉が毎日たくさん落ちていました。教
頭先生が掃除をしていましたが,それを見た3・4・5年生の子どもたちが手伝い
を始めました。その中に兄弟がいる2年生の男の子が落ち葉拾いを始めるようにな
りました。校長先生は,正門を入ってすぐの砂利を整美していました。すると,5年
生の女子2人が代わりに(校長先生よりも早く)ほうきの目を付け始めました。それ
を見ていた3・4年生の男子がほうきの目を付け始めました。2学期になっても,自
分たちの時間があるときにはやっています。すると今度は,整美っしたときにアスフ
ァルトにはみ出た砂利をほうきで戻す子どもが出てきました。あるとき,1年生の女
子が「私もやりたい」と言ってきて,5年生女子にやり方を教えてもらっていまし
た。しばらくして,2年生の男子が進んでやり始めました。しかし,ほうきの目が斜
めになったり曲がったりしています。それを見ていた3・4年生がコツを教えていま
した。最近では,3年生女子が「玄関の掃除をしてもいいですか?」と聞いてきてほ
うきで掃除を始めました。子どもたちは朝外で遊ぶのが大好きです。早く登校して時
間があればその前にボランティアで掃除をしてくれる子どもたちが増えてきました。
自分の損得は関係なく"きれいにしたいから”と思って自然に活動してくれる子供たち
が頼もしく思えます。外は寒いですが,心は温かくなる冬の日です。